きらいになれないときは

日記とフィクション

短歌まとめ3

・真夜中の公園タバコ 雨染みて ビニルの音と共に我あり

誰にも見られていないひとりの時間ってわりと大切

・その怒り・悲しみ全部捨てとくよ 明日は火曜 きっと燃えるよ

任せてね

・雨 埃 花粉も全部知ってるが 季節と呼びたいあたしを知ってて

いろんな匂いがするね

・蓋を閉じ酸素が消える瓶の中 生きてる殻に守られ生きる

生き物じゃないのになんか親近感わくこと、ない?

・水よりも先に来る雨 匂い立ち コンクリに見る夏のあの日を

あ、夏の夕方がきた!ってなった

・ぼくまでの距離はその靴10個分 ぼくは一歩で君を抱きしめ

おチビの靴ってなんであんな小さいん?

・春の陽を新品カーテン越しに受け 笑うあなたを一生見れない

春の太陽っていろんなものが綺麗に映るよね

・「もうイヤ」と瞼を擦り泣きぬれば 星の瞬き ひろがり煌く

ラメ入りのシャドウはざっくりしたやつが可愛いよ

・見ていない部分であなたを好きだった 開いた日記は妖しく冷たい

あとTwitterのアカウント 下手に見る物じゃない

・枕下 置いた願いを映さない 爆撃戦の夢見るあたしよ

夢の中でくらいいい思いしたかった

・どうしても首から下しか見れなくて 曜日のネクタイ覚えてしまった

月曜日は赤だね、とか 金曜だけ知らない切なさとか

・ドア開けて見えたコンビニまだ遠い トンボになあれ 青田を飛ぶのよ

田舎には何もないので遠近感がなくなる

・「クリスマス もう買っちゃった?」焦る君 咄嗟に隠す半袖のシャツ

槇原敬之に影響を受けた人のプレゼント

・パンダ乗る黄色トラック走る道 きっと明日から「いつもの通り」

引越しはサカイ!新生活わくわくね

・あつ森でキラキラ輝く花を見て ふと窓際の鉢を見つめる

現実はちょっと枯れかけてた ごめん

・ビュービューとふく風見てたベランダに 花びらひとひらやって来ていた

そんな幸せもあるのか

・画面越し 大袈裟に泣くぬいぐるみ いたずら顔で君が震えた

ZOOM飲み ぬいぐるみ登場しがち

・9:30の表示を閉じてまた眠る この一瞬を土曜日という

安心して眠れるね

・湯気かおり 光が見える入り口に 集まる人の あたたかいこと

銭湯大好き!

・石鹸と500円だけ持ってきた 変わらぬ湯気に涙を混ぜる

久しぶりに来ると本当に涙出る

・過ぎた日のネオトーキョーが迫ってる この高鳴りで地球が揺れそう

AKIRAを見たの IMAX大興奮!2020年ですよもう

・泣かないで あたしが海をあげるから 潜って見える永遠を見る?

きっと綺麗な海だし

・夏の下 忘れた名から 電話鳴り 自然と笑うわたしが悲しい

季節すぎても消えない気持ち

・あと5分 急いで塗ってしまったし マーブル模様に焼ける夏かも

本当に不安になります

・「えっ?まじ?」を一旦消して 打ち直す「ほんと?」 の文字は乙女の心

些細でもちょっはね。

短歌まとめ - きらいになれないときは

短歌まとめ2 - きらいになれないときは

気がつけば結構書いてますが、上達ってあんまりしない。 ただちょっと人に読んでもらえると嬉しいので継続します。