きらいになれないときは

日記とフィクション

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

退屈な日々を愛せるか

// その質問はようやく私に向かって放たれた 私には平凡でゆっくり流れる穏やかなひだまりは用意されておらず、薄暗い部屋にはいくつもの不安定チョコレートその他が散らばっている つまり、自分でふしあわせという「幸せ」を望んでこうなっていた訳である …

// 思い出して腹の立つことがあるとすれば葬式前にのんきに世間体を気にすることができる女とか変な方向に読み替えてアレコレ言ってくださる方々とか「大変ね」「がんばってね」とかこちらの発言を前に言ってくださる名も知らぬババアとかそんなのうるせえな…

// ひたすらにあの日とあの日を思い出すことを繰り返して得られるものはなく忘れて思い出し忘れて思いながらそんなふうに日々は過ぎ気がつけば「もう大丈夫」と笑える日が来ます 平坦な線が揺れ目の前の世界が崩れそうになっても瞬きをすればきちんとピント…