きらいになれないときは

日記とフィクション

短歌まとめ

・北上尾 気づけばさいたま新都心 どこ行けば良い 降り立つ板橋

本当は池袋に行かなきゃなんですけどね

・ここまで、と閉じて3秒目も閉じた 明日起きたら忘れちゃいたい

夜中に頭いっぱいにしちゃうアレね

・「わからない でもいたいんだ」チビが言う そんなに全てを知っているのか

どの「いたい」なのかなって

・本映画ラジオも全部ムカつくな トリキ磯丸 あの日のサイゼ

ウギギギー!

・大けりゃ とにかく困らん 言うてたね デカすぎの傘 ちょっと余るよ

90cm

・身に余る 喉通らない ミニ余る あーこんなにも 幸せでいい?

牛丼ミニが食べられない日

・看板まで 走りきれない太ももが ギリギリ痛い 乙女なのにね

案外遠かった〜

・スニーカーのシミがおんなじ かたちとか そういうことを メモしていたいの

実際メモってました

・ふと見えた みーちゃんの文字 それだあれ わたしの名前は 「み」〜ないってば

わたしもみーちゃんって呼んで

・ペチャ鼻に なぜだか2つ あるつむじ 神秘の君がとても眩しい

な〜んで?な〜んで?

・帰り道 寒さに歯ぎしり強くなる 帰りたくないとは まだ言われずに

肩も凝るよね

・これだけの会話がどんなに嬉しくて 繰り返したかを知らなくていい

50回くらいかな〜

・恋はねえ、会えない時間が育てると 知ってるわたしがなんだかムカつく

全部知ってるのにうまくいかないですね

・足首の かさぶた探り 3時間 布団の熱は まだ覚めぬまま

ちょっとエッチな感じしません?

・暗闇に小さな四角光り待つ 緑の通知 微睡の中

あ〜ん 連絡来てるけど寝るんだ〜い!

・「かわいいよ そんなとこも」と笑う歯の かたちがつくる 世界を知ってた

えーんえーんって、言いたいな

・「この味がいいね」と言わない君だけど 空っぽ皿こそ 愛だったのね

サラダは嫌いだったけど

・あれからね 運勢ばっか気にしてる 100%の君まで遠い

占いとか信じないタイプでしょ?

・犬じゃない わたしは人間 乙女です ちゃんと歩ける きみを見ている

ワンワン尻尾ふってますが

・遠く先 黄色電車が運ぶ先 同じチャンネル 見ているらしいね

そうなんだ へぇ〜 ふぅ〜ん 教えてくんないんだ?

・大口を開けて空気を吸い込んだ 目からの水滴 辻褄合わせに

とにかく大きく開けることがポイントです

・くるくると回して畳んで潰しては 火をつけずただ歯の先で噛む

折れちゃうよ!

・柔らかい 透明フィルム 指に乗せ 眼球さわる 夢を見ながら

柔らかさはメーカーによってちがいます